司馬遼太郎

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私自身は主に近代日本文学を中心に読んでいます。

今回は司馬遼太郎を紹介します。

目次

司馬さんと言えば日本を代表する作家の1人です。                                        司馬さんははっきり言っていい作品が多すぎてこれって言えません、つまり、読む作品、読む作品が最高です。

なので初めて私が読んだ司馬さんの作品が「燃えよ剣」です。

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この話は、幕末の話で新選組の土方歳三を主人公にした物語で私はこれをよんで新選組が好きになりました。新選組は部隊ごとに組長がいる組織で、沖田総司など有名な方がその組長です。政府側の徳川の犬として有名ですね。革命側の維新志士を討伐していました。例えば、分かりやすいマンガは「るろうに剣心」ですね。剣心は維新志士で実際に人斬り以蔵という方がモデルになっています。                                                 その後、レンタルショップでNHKの「新選組」を借りて観て、ますます新選組が好きになりました、香取さんが主人で三谷幸喜さんが脚本を書いた作品です、香取さんは近藤勇役でしたね。                                            まだそこまできて無かった堺雅人さんがカッコ良すぎでした                                      つまり、司馬さんの凄い所はその後「竜馬がゆく」を読んで今度は維新志士を好きになってしまった事です。新選組の反対勢力です。司馬さん恐るべし、つまり、人の魅力を描く天才ですね。「竜馬がゆく」は坂本龍馬の話なのですが、竜馬と龍馬と実は字が違うんです。これが司馬さんの特徴で、歴史どうりの話を書いているわけではなくあくまでもエンターテインメントでの物語つまり事実とは違うんです。しかしながら読んだ人が勘違いしてしまうほどに精巧な物語の取材をしておりもう事実でしょっと言いたくなります!

つまり、司馬さんはその作品主人公の魅力を伝える天才なんです。しかもかなりの資料から取材して作品を書いているので事実と間違えられるほどの作品の内容です、司馬史観と呼ばれています。

あー今の時代にいれば絶対サイン会いったのにーと思います。

司馬さん自身は戦時体験者で、20代で戦争を体験しています。その時に司馬さんは、なんてこんな愚かな事をする国に生まれたんだろう。昔は違ったんじゃないか?という疑問が根本にあり、新聞記者の仕事へて作家になっていきました。新聞記者時代は花型の仕事は回らず、寺周りと呼ばれる泥臭い仕事だったのですがそこのお寺をまわりながら古い古文を読みまわり司馬さんの土台が出来たといわれています。日本の昔からどこで歴史が狂ったのだろうと歴史小説を書きながらたどっていきます。インタビューでも語っていますが、戦時中の自分にあてて書いた手紙がこの作品群との事です。そして、司馬さん自身はノモンハン事件が原因ではないかとの結論にたどりつきます。しかしながらノモンハン事件の小説か書けませんでした。書こうとしても書けなかったんです。つまり、人物の魅力的に書き読む人に伝える天才です。ノモンハン事件の時には魅力的な人物はいなかったんです。

司馬さんの心に残った一言でナショナリズムとパトリオットという言葉があります。

例えば、ナショナリズムとはお国自慢であり、お家自慢であり自分自慢です。                  愛国心(パトリオット)とは例えば自分の国は立派だからそれを誇りに守って頑張ろうという事です。もっと高い次元のもので大正から昭和の時代に軍人や官僚の中にどのくらいいたか疑問であると言っています。

司馬さんは歴史物を書いた後、後半はほとんどエッセイを執筆しています。エッセイもかなりおススメです。少しの短編形式なので非常に読みやすいです。

司馬さんのおすすめ作品                                                       ・梟の城・燃えよ剣 ・国盗り物語                                                 ・竜馬がゆく・世に棲む日日

軽トラック三台分神保町で本を買ったという話もあります、多分取材や資料などの量はどんな人よりも今だに日本1ではないかと思います。

例えば、特に読みやすいもので、小学校に教材にもなったのが「20世紀に生きる君たちへ」です。

司馬さんが未来の子供たちに書いた一冊です。長編小説なみの力を入れたと言われています。                                                  要点を一言で言うなら「優しさを育てなさい」という事です。私達は日々このやさしさや人を思いやる力を鍛える努力をしないといけないという事です。流石、司馬さんこの本はほんと一家に一冊おいておいてほしい一冊です。                                               例えば、司馬作品は今年も「峠」が映画化されます。そしてリメイクも多いです。つまり、いい物は語り継がれるということでしょうか。司馬遼太郎記念館も大阪にあり1度は来館してみたいですね

ドラマ化、映画化もかなりされているので気づけばあれも司馬作品だったのかと思います。

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